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かめぽん

怖いけど、気になる!子どもの頃の悪役ナンバーワン 天津敏

長髪、ブルーグリーンのアイシャドウに細眉、ビジュアル系悪役な甲賀幻妖斉こと天津敏さんを初めて認識したのは「隠密剣士」だった。子どもの頃、大瀬康一さんは隠密剣士の人、牧冬吉さんは遁兵衛さんと呼んでいたのだけれど、何故か彼のことは風魔小太郎でも、甲賀の金剛でもなく(あまつ・びん)と覚えていた。赤影放映時、白影さん役の牧さんのことを家では、白影さんではなく「遁兵衛さん」で通していたが、幻妖斉役の天津さんは「あ、あまつびんだ」と呼んでいた(しかも、呼び捨て(汗))。かめぽんにとって悪役として初めて名前を覚えたのは(あまつ・びん)だったのだ。怖くて、でも、TVでお姿を見られるとなんか嬉しい。かめぽんの悪役好きの原点のようなお方、ヒーローより心惹かれる存在であった。

今月の東映チャンネルで天津さんは任侠映画に登場。「緋牡丹博徒 鉄火場列伝」(鳴門川役)「緋牡丹博徒 お竜参上」(金井役)「釜ヶ崎極道」(八ッ藤役)「男涙の破門状」(財前役)でお目にかかれる。特殊メイクのインパクトある悪ではないけど、やっぱり悪い(笑)大人になってからこそ分かる男の渋さ。凄みのある(でも、ちょっと姑息だったりする)天津さんが楽しみ。

ああ、今月もわくわくする〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(画伯:かめぽんプロフィール)
主人公よりも敵役やそれを支える脇役に心惹かれる。甲羅に花を背負っている
が、中身はおっさんとの噂も…ごった煮的サイト「老後の楽しみ亭」の管理人で
、日々いろいろなものに首を突っ込んでいる(たまに引っ込める)。甲羅に引き籠
もり、じ~っとしているのも好き。

 

 

2014年7月1日 | カテゴリー: かめぽん
かめぽん

おじゃるなのに強い!魅力的な悪が作品の肝

烏丸少将@成田三樹夫

白い肌に赤い唇…女性なら美女だろうが、お公家となるとひと味違う。画面に漂う違和感。だが、次第にその姿に惹きつけられてしまう…「●●でおじゃる」なんて台詞回しのくせに、いきなり鋭い眼光で、柳生十兵衛の目を射貫いた男、烏丸少将文麿(TV版「柳生一族の陰謀」より)。演じた成田三樹夫(1935〜90年)さんが今月のかめぽんのお気に入り。
風雅でいて策略家、優美な外見だが腕も立つ…一筋縄ではいかない十兵衛の好敵手(ライバル)である。映画版の「柳生一族の陰謀」ではその強さの片鱗を見せてくれるが、意外と簡単に撃沈。だが、その死のあっさり感に反して、妙に印象に残るのである。そこが少将さまの凄いところか。

今月の東映チャンネルではTV版「柳生一族の陰謀」とともに、工藤ちゃ〜ん@服部刑事でお馴染みの「探偵物語」(TVシリーズ)や「仁義の墓場」(親和会幹部)、「バカ政ホラ政トッパ政」(田所)でも成田さんと会える。おじゃるな剣豪だったり、ちょっと間抜けな刑事だったり、ヤクザの幹部だったり、小狡い代貸だったりと、いろいろな成田さんが楽しめちゃう。

ああ、今月もわくわくする~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(画伯:かめぽんプロフィール)
主人公よりも敵役やそれを支える脇役に心惹かれる。甲羅に花を背負っている
が、中身はおっさんとの噂も…ごった煮的サイト「老後の楽しみ亭」の管理人で
、日々いろいろなものに首を突っ込んでいる(たまに引っ込める)。甲羅に引き籠
もり、じ~っとしているのも好き。

2014年5月29日 | カテゴリー: かめぽん
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