かめぽん

チューもく!! ひと味違う金田一耕助を味わう「没後40年 横溝正史特集」

横溝正史ブームが起きたのはかめぽんが多感な頃。
映画の金田一耕助@石坂浩二さんも素敵だったけど、ドはまりしたのはTV版の古谷一行さんだった。
友達と競って金田一耕助ものの文庫本を読んだっけ。
当時描いたイラストにも金田一さん、ありましたよ。
そんなかめぽんが東映チャンネルの特集を知る前から、急に横溝先生の金田一ものが読みたくなって図書館で借り始めました。
昔買った本は実家とともになくなってしまったのだけど、絶版になった作品も多かったから持ってくればよかったなあ。
久しぶりに読んだ金田一シリーズ、なんか大人になって読むとまた新鮮。
仮面舞踏会はすっかり内容を忘れていたのだけど、後半のキーとなる場面から記憶が鮮やかによみがえってきて、面白い体験をしました。
記憶の中に印象的な場面は残っているのね。
さて、東映チャンネルの「没後40年 横溝正史特集」ひと味違います。
オーソドックスな金田一像は西田敏行さん演じる「悪魔が来りて笛を吹く」が唯一。
知恵蔵さんが演じた「三つ首塔」(原作がなかなかなまめかしくて子供にはドキドキした)と「獄門島 総集篇」は、ソフト帽の粋な金田一耕助。
健さんの金田一もダンディで内容も気になる「悪魔の手毬唄」
そして横溝先生、時代小説もお書きになっていたのだけど(人形佐七とか)、その中から「髑髏検校」。
演じるのは天草四郎がぴったりな田村正和さん。
美しいヴァンパイア役が楽しみ。

202112

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、残すところあとわずか。
かめぽんも新年用のお仕事でバタバタと過ごしておりました。
師走は慌ただしいけど、そんな時こそ足を止めてのんびり映画でも見ましょう。
スーパーヒーローにトラック野郎、千葉真一さん特集に時代劇、ミステリーまで盛りだくさんですよ。
「東映創立70周年記念 いま観ておきたい絶対名作30 Vol.2」ではバトル・ロワイヤル、柳生一族の陰謀、鬼龍院花子の生涯など盛りだくさん。
キン肉マンで笑ってもいいし、柳生武芸帳で息をのむような殺陣を堪能しても。

今月もわくわくな東映チャンネルをお楽しみに。
そして、来年も東映チャンネルをよろしくお願いいたします。

2021年12月13日 | カテゴリー: かめぽん